GMAT Online 受験体験 (’20/4)

’20/4/20から’20/6/15まで、COVID-19の対応として、GMAT自宅受験できます。

早速自宅受験し、レポートにまとめました。

GMAT Onlineの概要

GMAT Onlineは年間5回、生涯8回のGMAT受験の制限にはカウントされないため、本番をシミュレーションするためにぜひ受験すべし

  • 試験内容は、Quantitative, Verbal, IR。AWAが無い以外は通常と同じ時間・同じアルゴリズム
  • 得点は受験後、7営業日以内にe-mailで受領する
  • 受験料は$200ドルで、通常より$50安い
  • 暫定的な措置であるにも関わらず、本スコアはメールで結果受領時から5年有効
  • 計算は、オンラインホワイトボードにマウスで字を書いて計算する、非常に使いにくい
  • GMAT Onlineは年間5回、生涯8回のGMAT受験の制限にカウントされない
  • 暫定措置であり、今のところ生涯1回しか受験できない
  • 詳細は下記のとおり
    https://www.mba.com/frequently-asked-questions/gmat-online-exam

PC環境の概要

PCのハードウェア環境診断プログラムがあるので、あらかじめ試しに実行してみるとよい

  • OS: Windows10, Windows8.1, Mac OS 10.13
  • Display:最低解像度が1024×768。直近5~6年のPCであれば、十分なはず
  • 2台以上のディスプレーを接続することは禁止
  • Microsoft Edge, Safari, Chrome, Internet Explorer11など主要なブラウザーはすべて対応
  • インターネット通信、常時上下1Mbps。光回線やCableTV等インターネット利用で可
  • 携帯電話のネットワークを用いたインターネット接続方法(LTE経由など)は非推奨
  • 試験中は監督官による監視に、640×480@10fpsWebcamが必須(ノートPCに標準装備のカメラで十分。デスクトップPCで受験する場合は要購入(2000円程度のもので十分)
  • サウンド&マイク:ヘッドセットなどを使わずに、監督官からの音声で直接やりとり

予約方法

 

  • 受験時刻の予約が24時間枠が現れる以外、通常のGMATと同様
  • 日本時間で表示されるので、予約ミスは生じにくい
  • 予約するサイトににPC環境診断するプログラムがある
  • その後、チェックインプロセスまで特段何もする必要はない

試験チェックインプロセス

「OnVUE」というソフトウェアで、PC環境の確認から試験までが行われる

  • 予約した日時にオフィシャルサイトにログインし、試験の開始ボタンを押す
  • 公式サイトより「OnVUE」をダウンロードし、実行
    (他のソフト実行中は動作しない設計のため、試験中の画面録画等ができない)
  • 「OnVUE」により、マイクやWebカメラが要件を自動チェック
  • 携帯電話番号を登録すると、SMS経由でサイトURLを受信(Webカメラ利用も有)
  • 携帯電話のカメラを用いて、受験者の顔写真、IDの写真、受験するデスク(正面、背面、右側、左側)の合計6枚を撮影し、送られてきたURLに写真をアップロード
  • 15分以内に試験監督によるチェック(PC画面をRefreshすると写真の確認中という表示)
  • 試験監督から追加質問がある場合はポップアップしたチャット画面に随時質問に答えると推測。私の場合、追加確認事項はなかったので、チャットを通じて「試験を始めるよ」と言われる。ちなみに、チャットの相手は日本人ではなく、指示は英語

 

試験中の様子

 

  • 試験監督から開始許可が出ると、試験会場で受ける場合と同じ画面が立ち上がる
  • 映像確認のカメラ、試験官とのチャット、ホワイトボード起動ボタンを含む移動が可能な小ウィンドウも起動。左上に配置がお薦め
  • 画面右上には残り時間・問題数が表示(従来の試験と同様)
  • AWAが存在せず、Q, V, IRの順番で固定され、Q(31問/62分)から開始
  • 私の場合、監督官からチャットを通して口元に手を当てて隠さないような指示を受ける。指示に従わないと、テストを終了とのこと
  • 画面上で文字をマウス書きするため、いつもより時間を消費する
  • Quantitativeが終わると、休憩なしでVerbalの試験(36問/65分)が開始
  • Verbal終了後は5分間の休憩をオプションある、その後IR(12問/30分)
  • 休憩時間を5分をオーバーしてしまうと、その場で試験中止となる
  • テストが終わると、GMAT Online Examに関するアンケートに2~3問

試験問題について

 

  • 最初の10問は「GMAT数学完全完全攻略」で類題がみられる標準的な問題。英文の意図が理解しにくかったり、複雑そうな立体図形(6角錐)が出題されるが、切り口さえわかれば特に問題ない
  • 難問は2問(11~20問目の中盤、21問目~31問目の終盤で1題ずつ)。
  • 1問はPractice Exams1-2で出題される問題かつ受講生からよく質問を受ける問題の類題ではあるが反例を時間内に見つけるのは難しいかもしれない(3~4分の時間を消費)
  • もう1問は位取りの問題(A,B,C,Dという数値を1000A+100B+10C+Dで置き換えて考えるのが定石である類の問題)。「GMAT数学完全完全攻略」 掲載の定石で回答できるが、引っ掛け問題

 

結果の受け取り

無事今回も51点取れました。きちんと取れるか毎回緊張するため、今回も胃が痛くなりました^^;

  • 7営業日以内にメールで通知が来るとのことでしたが、実際3営業日でメールで通知
  • ESRなどの試験結果の詳細を分析できるサービスはない
  • マイアカウント内では、GMAT Onlineの得点を大学に送信するボタンがあるだけ

 

GMAT/GRE数学で高得点を取りたい方へ

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一緒に頑張って高得点を狙っていきましょう。

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